高血圧治療、心臓左心室異常、その他について

脛骨高位骨切り術を受ける術前検査で手術が延期されたことはすでに書いた。で、今回、循環器内科の医師から指摘された件についてメモ的に書くとめておくことにした。

まず、高血圧。これはすでに10年以上前から150-90ぐらいの血圧があった。町内の医療機関では薬によって一時的に血圧を下げると同時に、食事やサプリメントで正常値を維持する方向となったが、薬の処方がだんだん面倒臭くなり、次第に薬を飲まなくなってしまった。降圧剤等を副作用があるとして、使用しない方が良いという内容のブログなどの影響もあったが、血圧が高い高いと言われ続けてうんざりしてしまったというのが本音で、血圧と聞いただけで嫌な気分になったものだ。今でもそれは変わらない。

巷の健康に関する書籍やネット上の記事を見ると、降圧剤の副作用のことが数多あり、次第に150-90でも問題無いのではないかと考えるようになった。実際、Facebookのあるグループの記事内容を基に判断すれば、150-90など高血圧でも何でもなく、50代としては当然このぐらいあって可笑しくない値と言える。ただ、全身麻酔で手術を受けるとなると話は違う。数値的に問題無い範囲に値が無いと、手術はできないのだ。そういう意味では今回の術前の2週間の入院は一時的に血圧を下げるだけが目的であり、一時的な処置だった。

骨切り手術後も血圧の治療は継続されるが、降圧剤だけは御免。高血圧の原因は多種多様だが、自分の場合は過体重。食事も多少影響しているが、血糖値は正常で糖尿病の兆候は全くないので、多少なりとも体重、つまりは体脂肪を減らすことに専心すべきと考えている。やるべきは糖質制限とメガビタミン、ミネラル、高蛋白質の食生活であるが、今までより少ない量でこの食事法を全うするのは少々難しい面もある。自炊すれば良いではないかと言う意見があるが、自炊は案外たくさん作ってしまいがち。コンビニやオリジン弁当をうまく利用すいるのも手だ。

心臓の件は寝耳に水だった。異常とまでは行かないけれども、左心室の動きが数値化されたデータから判断して、動きが弱いのとのこと。左心室も含め、造影剤を投与してのCTスキャン検査では血管等に問題は見られないとのこと。左心室がおそらく血圧が高いために疲労しており(血液を押し出す力がより必要)、それが原因だろうとのこと。結局は高血圧に帰結するのだ。

その他、指摘のあった件は低カリウム症と原発性アルドステロンがあったが、文章化するには非常に難儀であるため、今回は省くが、アルドステロンについては副腎のCTスキャン撮影で問題無しと診断された。副腎に良性の腫瘍ができて、それが血圧を上げるホルモンを分泌するというのだ。血圧が高いからと言って、投薬一辺倒では治療としては不完全で、なかなか血圧が下がってくれない場合はこれを疑ってみることも必要だと思った。

低カリウムもさまざまな要因が重なって発症しており、カリウムのサプリメントを摂取するなどという方法で治療できるものでは無いと思ったが、医師のとりあえずの指示は「バナナを食べなさい」だった。ちょいと拍子抜けしたが、それ以降、1日2本は食べている。果糖を避けたい気もするが、カリウム補給のためならと我慢して食べている。

さて、整形外科の手術とは言え、内科検査で問題無しと診断されない限り、手術は受けられません。ほとんどの手術は全身麻酔で行われます。まさかの時のために、血圧の正常化と、内分泌関連の検査を年に一回で良いので、受けておくことが大事だと思います。

正直、本来の手術前に2週間も血圧等の治療で入院する羽目になり、憂鬱な時間を過ごしましたが、今となっては悪い箇所とその症状が判明したので、かえって良かったのではないかと思います。

さて、1月30日が手術予定日です。現時点では脛骨高位骨切りに併せて、半月板の補修作業も行われます。おおよそ5時間ぐらいかかると聞いています。途中で麻酔が切れませんように!


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