去る5月30(火)、NSCA-CPT試験を西新宿のとあるビルで受けてまいりました。なんとか無事1回目で合格することができました。
155問中採点対象となるのは140問。113問を正解して正解率8割を越え、7割以上が合格ラインのところ、悠々と合格点を突破したわけです。(画像参照)
制限時間は3時間。試験会場、といってもだだっ広い会場が細かく仕切られ、その中に回答を行なうパソコン席が半透明の仕切り版で仕切られた中での受験です。
狭い部屋でしたが、集中していたのか、緊張していたのかわかりませんが、解答を終えて部屋を出るときに満席だったことにやっと気が付きました。あの静寂感は異様でした。
時計はパソコンの右上端に表示されるのですが、特にスタッフの説明が無いので、少々面喰いました。それでも90分ぐらいで解答終了。解答していて「簡単だな、8割は行けそうだ」とほくそ笑んだのですが、思い込みを排除するために必要以上に解答の速度を落としました。それでも90分で終えられたのです。
さて、肝心の試験問題ですが、スクールが用意した模擬試験や補講試験、それに直前対策試験が8割以上正解できていれば、本番で7割の合格ラインを突破するには充分な設問レベルです。もちろん試験に受かるだけなら7割で良いでしょうが、自分はこれからパーソナルトレーナーとして生きていくわけで、得点できなかった2割を埋める勉強をして、なおかつさらに深い理解のために勉強を継続していかなければなりません。8割得点出来ても全く嬉しい気持ちは合格が分かったほんの数秒であり、少し経過してからは、満点でなかったことの悔しさがこみあげてきたのです。
初めて見た設問はプライオメトリックのトレーニング動画が再生され、この動画のトレーへの助言として適切なモノを選べというもの。明らかなエラーではなさそうな動画もあり、動画関係の設問はあまり自信をもって回答したのはせいぜい6,7割か・・・。
また、相当気合入れて暗記した数値関係を駆使する計算問題がそれほどなかったのが残念でした。当初は数値を駆使して計算する問題を苦手とするのではないかと恐れていたのですが、これは多くの問題を解くことで解消。結局、日本語の説明が多い章についての設問がいまだに苦手なのです。クライアントの受け入れから適合性の評価、目的についての話し合い、契約、それから健康評価に続くあたりは未だに自身が無い(笑)
さて、これからは就職活動となりますが、東京で行うことはありません。大学進学から40年暮らした東京を離れ、郷里の愛知県へ戻ることになっており、愛知県内の西部(名古屋から岐阜に至る地域)で職を探すことになります。さあて、還暦を2年後にひかえたオジサンをトレーナーとして雇用する奇特なジムがどれだけあるでしょうね。マッチングしなければ、軽自動車での配送の仕事をやろうと思います。資格は持っていればどこかで役立つでしょうから。
勉強を開始したのが2022年12月13日。4か月半で合格を勝ち取ったわけですが、振り返ってみると最初は不安との戦いでした。これだ!と思える勉強法がなかなか見つからず、焦ってばかり。いろいろなことに興味を持つ自分の性格が邪魔をするせいで、NSCA-CPTの勉強に身が入らないのでした。いつ頃からか、近所の公営図書館を利用することにして、集中できる環境を確保できたころから精神的に落ち着いてきたようです。図書館には平日でも朝から晩まで勉強をされている方が多いです。やはりご自宅ではさまざまな事情があり勉強に身が入らないのでしょうね。自分の場合、部屋はあくまでリラックスする場ですので、勉強する環境にはそぐわない。一時期、Jcomテレビの契約を解除して、40インチのテレビも廃棄しようと考えたくらいです。ホントです。
さて、これから待っているのは引越です。東京の住まいで使っているモノのほとんどは引き取り廃棄対象です。冷蔵庫、40インチテレビ、電子レンジ、靴箱。持って行くのはダブルベッド(マットレスとベッド台)、ダイニングテーブル2台、木製椅子2脚、リクライニングチェア1脚、大事な観葉植物5つ、書籍類、台所用品。こんなところです。
実家にある父母の遺品であるダンス類も廃棄処分するため、すでに地元業者に依頼済。人生最後の引越には数十万円かかりそうです。
次回ブログはいつになるでしょうね。お楽しみに。