右膝関節の伸展位に進歩は感じるが、屈曲時の鵞足や膝蓋骨周囲の硬さ、皮膚のツッパリ感が解れていない。鍼治療などで無理やり緩めるよりも、日常生活の中で、たとえば階段を1段飛ばしで上がるなどして、動きの中で膝の全面、周囲の硬さに刺激を与えていくほうがイイだろうとは思っているが、左右の差が完全に無くなる日が来るのか不安。
相変わらず、前脛骨筋のこわばりと感覚の麻痺は回復せず。感覚の無いのは28歳の時の交通事故の後遺症だが、相当強く車に打ち付けたため、神経を一部やられているようだ。ただ、その筋肉が凝って痛みがあるということは、決して神経がダメになったとは言えず、その内感覚を取り戻してくれるだろう。希望的観測(笑)
ここ最近、スポーツマッサージに週一通っている。治療を受けて感じるのは、凝り固まった箇所に触れること自体が治療であり、それだけで筋肉組織に刺激が入る。それも鍼治療院の強烈に痛い指圧よりも自分にとっては効果的だと感じる。先生に指摘されたのは、大腿四頭筋を構成する筋肉のひとつである「中間広筋」の膝蓋骨に近い部分の硬化だ。この辺りは脂肪体も豊富にあって、これが弾力を失っている状態ではないかと思う。マッサージはあくまでもソフトに行うのが基本。時間を取って行うのも良いが、電車待ちの数分間で充分マッサージは可能だ。ジーンズを履いているので、指で行うのはキツいので、肘でゴリゴリっとリリースしてやる。歩き始めがスムーズになる。
整形外科の手術そのものは成功だったわけだが、その後のリハビリにまともに取り組まないと、機能的な障害と多少の左右差が残ることになる。ある程度は受け入れなくてはならないが、いやはや一生抱えていくことになるのだろうと、今更ながら気が付いた。遅い!
さて、長らく続いた脛骨高位骨切り術の術後、および抜釘後の記事は今回で一応の終了とします。また、ビッグ3種目の記録の変遷シリーズの復活と行きましょうかね。