NSCA-CPTの試験が今月30日に迫り、最終模擬試験も84%の正解率を得て、少しは自信がつきました。加えて、一番理解が乏しかった面談から健康に関する質問に至る流れが、講師のレクチャーで腑に落ち、この章についての設問は、自信と確信をもって回答できるはずです。以前はやたらナーバスになっていたのですが、ここにきて妙に自信が芽生えてきたようです。それまではなかなか自分を信じることが出来なかったのですが、やはり苦手な分野の理解を深めたことで、気持ちが楽になったことが主な理由でしょう。
前週までは既に終えたテキストを写経の如く書き写しながら記憶への定着を図り、週末に模擬試験①を再回答。これで3回目の回答となるが、実は2回目より正答率が下がり、やはりしっかり理解していない箇所が明るみに出たわけです。
試験勉強とはどういうものか、この年齢になって再確認したのですが、それは、得意な分野は掘り下げて更に得意に、苦手な分野をそのままにしておかないで、得意とまでは言えないけれど、理解して正解を導き出せるようにする、だということ。大学入試の勉強では得意科目とその中でも好きで得意な分野にフォーカスしてしまいがちだったので、今の気付きをその時得ていたら、進路が違っていたかもしれません。
さて、資格を得てからは就職活動に入るわけですが、年齢的にも厳しい就活になるはずです。当たって砕けろ式の活動では面接さえも受けることができないでしょう。求人関係のサイトを見ても、年齢制限については明記されておらず(法律で規制されている)、いくら資格を持っていても門前払いを喰らうことは間違いない。いっそのことフリーのトレーナーを名乗って、出張トレーナーとして起業しようかとも考えたりしますが、実際にジムに所属して、先輩トレーナーの指導の仕方を学んだりする時間が今の自分には必要不可欠と考えているのです。
これまで指導した経験は多くありますが、そのほとんどがアスリートばかり。母校に勤務時代に、体育会のフェンシング部、Ⅱ部準硬式野球部を無給で指導させていただき、初心者では大阪出身のIT企業の社長さんに、ゴルフスイングに活かせる身体づくりを指導させていただきました。
選手としても多くの大会に出場し、学生時代は全日本学生4位、関東学生優勝、社会人になってからは全国教職員大会で2位など、まあまあの成績を得ています。どれもパワーリフティングの大会です。ですが、これから自分が受け持つ方たちはパワーリフティングの選手になりたい人ではありません。最近ではパーソナルトレーニング業界でクライアントさんが怪我をするなどの事態が発生し、問題になっています。これは資格がある無しに関わらず、指導の仕方についての学びが足りない証拠です。身体造りで大事なことは先を急がないことです。1回のトレーニングで追い込むことなく、週3回のトレーニングで徐々に段階的にオーバーロードの負荷を掛けていくことが肝要です。これからの自分への戒めとして胸に刻んでおきます。
さて、いつも書き始めと終わりの内容の変容に我ながら驚く始末ですが、下書きもせずに、一気に書きなぐるだけですので、ご容赦願います(笑)