6月28日に東京から実家のある愛知県一宮市へ戻り、三か月ちょっと経過した。身体の細胞が80日で入れ替わると聞いたことがあるが、それに倣うならばもう完全にこちらの生活に身体が馴染んだことだろう。それと同時に新生活の基盤も固まりつつある。というのは、8月から開始した就職活動がいよいよ終わりを迎えようとしているからだ。
ずばり、地元のタクシー会社の運転手になることが決まった。法政大学在職中に、すでに名古屋市内のタクシー会社の内々定を戴いてはいたのだが、資格試験のために内々定を蹴った。気が変わったら連絡してくださいのメールは戴いていたが、その会社にお願いするのも気が引ける。また、勝手知らない名古屋市内を走るのは不安がある。結局、帰省時によく使っている地元のタクシー会社に応募した。
当初はNSCA-CPTの資格を活かして、パーソナルトレーナーの職を得ようと多くのジム(パーソナルトレーニング専門)応募したが全滅。資格試験突破のために入学したスクールの母体となるジムへも応募したが、お情けで一次選考は通過したものの、二次の面接で撥ねられた。面接時の感触は決して悪くなかったのだが、メールで不採用の返事が着た時には「ああ、やっぱりか・・・」という思いもあった。でも、スクール出身の応募者なのだから、テンプレートそのままのメール文ではなくて、どういう理由で不採用なのかは伝えて欲しかったと思う。
しかし、今思うのは、50代でいくら資格があるとはいえ、これまで未経験のトレーナーの仕事に就くのは至難の業で、50代でトレーナーになったというそのスクールの実績も、おそらくトレーナーの経験者ではなかったかと思うのである。世の中甘くないということをヒシヒシ感じたこの2か月であった。
そうは言っても、トレーニングに関してもっと自分のトレーニングを追求したいという気持が強いということに気が付いたことは収穫だった。若い時のようにヘビーウエイトを扱うトレーニングから離れ、これまでとは違ったトレーニングに移行しなければならない現状で、効果的と思われるトレーニング手法に巡り合ったこともあり、それを学び活かしていくつもり。これについては10月中に鳥取県まで遠征する予定。
だが、トレーナーの仕事は諦めておらず、アルバイトとして私営のフィットネスクラブのジムトレーナーや公営の体育施設の監視員などにも携わるべく、就職活動を継続中だ。
さて、庭を排して駐車スペースを作った件は以前のブログでも書いたが、この度、そこに住まう車が納車の運びとなった。当初はスズキのスイフト・スポーツを狙っていたが、契約前になって一転、スバル(以前は富士重工業)のフォレスターXBreakを購入することになった。スイフトは6速マニュアルでメーターは260キロまであり、スパルタンな走りが楽しめるものとウキウキだったが、その日の夜中に気になっていたフォレスターを検索する内に来店予約をしてしまい、数ある中古車、新古車の中から唯一ホワイトボディのフォレスターの購入を決め、昼過ぎに購入契約を交わしてしまった。その後スズキの販売店へは謝罪に訪れたが、担当者の方は相当ガックリな様子だった。ただ、その車両に興味を持った方が他にもいるらしいと耳にし、多少なりとも気が休まる思いだった。
納車は10月17日。駐車スペースは道路から建物まで5mという距離を考えると、フォレスターの全長4.64mは悠々ではなくギリギリだと思った方が良いだろう。駐車方向はリアを建物側にする予定。家の前を東方向に出て、そこから西方向にバックしながらスペースに入れるやり方が最もやり易いだろう。何のことかわからない人ばかりだろうけど、ここは俺が分かれば良い(笑)
いやはや退職して1年も経たないうちに第2の人生のスタートに付けた。二種免許の取得は10月30日からなので、それまでのモラトリアム期間を有意義に過ごしたい。先に述べた鳥取遠征と再度上京し、同期の奴と飲み会だ。もう外で飲むのは寒いだろうから、501にMA着て備えよう。
購入したフォレスター