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現実を受け入れることへの無駄な抵抗をやめた日 – 昔パワーリフター今筋トレ指南のひろぽんのブログ

現実を受け入れることへの無駄な抵抗をやめた日

正社員採用という、願ってもない車販売会社へ就職できた。還暦過ぎた自分には過ぎた待遇だと思った。それでも、やるべき仕事には一所懸命取り組んだ。今までになく真剣に、真摯に。でも、恥ずかしながら1週間の勤務で身体が悲鳴を上げた。言い訳がましくて恥ずかしいが、求人内容には車両の回送が日に6,7台と聞こえのいい文面が並んでいた。だが、実際に仕事に入ってみると、午前中は車両洗車と室内清掃で立ちっぱなし。午後も似たような感じで、車を運転できるのは15時以降が関の山。その時間帯には下肢がしびれ、殿筋が悲鳴を上げ、背筋がパンパン。一晩で回復しない。結局、定休日の月曜日に退職を決め上司に連絡。やはり、こちらの動きが良くないことを見抜いていたようだ。

翌日火曜日はとりあえず出勤しないで、社長からの連絡を待つように指示を受けた。とりあえずショートメールを社長に送信し、折り返しの連絡を待った。社長は昼飯の時間帯でさえ電話に追われている。こちらか架電するのは仕事の邪魔になるからだ。

社長も上司同様、こちらの具合がよろしくないことを見抜いており、退職の意向を受け入れてくれた。ただ、ご近所さんであることもあるので、今後も良好な関係を保ちたいとのこと。社員さんは皆明るく、良い人ばかりで、相当気を遣っていてくれていた。こちらが初めての職場で緊張している以上に、新人に気を遣っていたはずだ。こういう得難い環境から去るのはもったいない気がしたが、それより自分の身体が大事。社長からはどのような対応をしたらよいか社労士と相談の上、再度連絡するとのこと。

さて、退職の顛末は以上の通りだが、翌日になって急に気持ちが落ち込んでいることを実感した。この落ち込みは一体何なのかと問いかけてみた。結論を得るまでに2日ほどかかったが、結局のところ肉体的な衰えを受け入れずに、頑張れば何でもできると自分を過信していたことに行き当たった。還暦過ぎて61歳。若い頃、鍛えまくった肉体があるとはいえ、その貯金はそう長くは続かない。そうなんだ、もう60過ぎの単なるおじさんなのだ。これが現実。その現実の受け入れを、ずいぶん前から拒否してきた自分。思えば、職場の同期が40代で「もう、いい年齢なんだから無理できないね」と言っていたのをせせら笑っていた自分だが、おそらく老いに対する恐怖心の裏返しだったのだろう。

現実を受け入れる。簡単なようで難しい。特に自分のような自信家、過信家にとってはそうだ。まだ完全ではないが、老いという現実を少なくとも以前よりは受け入れられた気がする。いや、もう若くないと気が付いたのだ。そう、もう若くない。

幸い、一度は断った血液製剤運搬の仕事に再度応募し採用になった。この仕事では立ちっぱなしはあり得ない。派遣会社の担当者もそれについては担保している。一部、階段を上がらなくてはならない施設もあると聞いたが、2時間もかけて上がる階段などないはず。今後はこの仕事に専心したい。日本語教師資格取得のための勉強はなんとか両立できるだろう。

このブログを書いているうちに、気持ちがさらにおさまってきた。頭の中であれこれ考えるより、考えを文字化することが大事だと思う。実は退職を伝えた月曜日以降毎日ノートに自分の思いを毎日書き殴っていたのだ。

ノートに書くことをジャーナリングというらしいが、この手法は実は大学生時代にすでにやっていた。大学のボディビル部に所属していた私は日々のトレーニングメニューの他に、部員とうまくいかないことや、将来への不安なども書き綴っていた。そのトレーニング日誌は大学卒業後も引き続き書き続け、今も自宅に保管してある。今読み返してみると、若い日にさまざま思い悩んだ自分に会うことができる。日記はたった1行でもいいから書いてみると良いと思う。