脛骨高位骨切り手術 退院後の状況

3月14日(土)に無事退院しましたが、退院日が雨ということで、これからの困難な道の暗示を感じました。ただ、困難は努力してなんとかするものであると思っているので、覚悟をする意味では良い天気だったのだと思うことにしました。

退院の翌週火曜日に外来診察。当日は循環器内科も受診しましたが、各種検査が3件ほどあり、レントゲン撮影含め、検査室と外来を行ったり来たりさせられて閉口しました。院内は松葉杖でも歩きやすいので、外よりはましですが、余計に歩くことは今の段階では控えたいのです。まだ骨が化骨していないのですから。

循環器内科受診の件は、すでにブログに書いたように、術前検査で高血圧、心臓左心室異常、低カリウム症が見られたため、それらの治療を先に行う必要があったからであり、退院後の整形外科の外来診察日に一緒に、ということになったのです。

血圧は140-80と少し高め。医師からは血圧計を購入して、起床後に測定し、メモしておくように指示されました。処方された薬は入院中と同じですが、ケーサプライというカリウム薬が町内の薬局には無いため、バナナを食べるように薬剤師から言われました。病院に問い合わせたようです。バナナは好きですが、果糖の塊ですので、サプリメントで摂ることにしました。

手術については全く問題無く終えられたので、後は縫い合わせた傷口、いえ、医療用のホチキスで留めた傷口からの感染症だけが一番の注意点で、毎日傷口は医師の診察を受けました。何がいけないのか、なかなか傷口がふさがらず、退院してからもまだ上皮が開いたままです。風呂には入れませんがシャワーはOKなので、ガンガンお湯をかけまくっています。もちろん入浴後はゲンタシン軟膏をたっぷり塗ってお休みです。

さて、一番の気がかりは膝関節の伸展、屈曲です。医師からは伸展制限について早めに完全進展位を獲得しておかないと、伸びないままになると言われ、また「麻酔中は完全伸展したんだから」と言われ、その気になりましたが、麻酔中なら当たり前ですね(笑)それでも、伸展については膝裏の硬化よりも膝蓋骨周囲の硬化がブレーキかけていると感じていたので、それほど焦ることなく構えていました。入院中のリハビリは筋力を落とさない、保つための種目が多く、後半になって初めて半膜様筋のリリース手技が受けられただけで、もう少し早い段階で受けたかったですね。残念。

で、外来時にリハビリも受ける予定だったのですが、医師からの指示は無く、リハビリの先生からは「先生の指示が無いとダメなんですよ」とのこと。後で感じたのだが、病院勤務の理学療法士は自ら手技を磨く機会はあっても、それを発揮する機会は無いのかなとも感じました。

そこで、退院後のリハビリは自分で見つけなければならず、まずはかかりつけの整骨院の院長に連絡しました。退院する週の水曜日にやっと返事が来ましたが、まさに半膜様筋の件をお話しされていて、やはり名治療家だと思いました。それでも、もっと良い施術をお求めて検索していたところ、川崎市にある施術院の動画に出逢いました。ピンときた私は早速メール。3月19日(木)に受診しました。

この治療院で受けた手技はまさに目からうろこで、あれほど伸びなかった膝がスパンと伸びてしまいました。特に膝裏の伸びが著しく、驚き桃の木山椒の木、ブリキに狸に蓄音機って感じでした。それでも膝の前の硬さはリリースされておらず、この箇所については電気工事用の手袋を装着して、硬くなった皮膚をガシガシ動かす手技を行ないました。関節の中はともかく、現状、膝周囲の皮膚表面が硬いゴムのようになってしまっています。これは今回の術後に現れたものより、以前から硬くなっていた箇所でもあり、手術以前に解しておくべきだったと反省。

すっかり伸びた膝関節で気持ちよく帰宅しましたが、緩んだせいか、関節の痛みが襲ってきました。ですが、そのまま帰宅するのももったいないので、九段下まで行き、都営線に乗り換え新宿三丁目まで行きました。そこからは葉巻を買い、アイリッシュパブへ繰り出したのです。そんなコンディションでアルコール?と言われそうですが、週に2回ぐらいなら許そうと思います。若い時のように毎日飲んでいた頃から比べると酒量はグッと減っているのです。

次回は3月27日(金)に受診です。さて、どんな手技を受けることになるのでしょう。非常に楽しみです。

※動画は自宅でセルフでできる手技として紹介された内容です。誰にでも当てはまるというわけではないと思いますので、試される場合は自己責任でお気をつけて行なってください。

https://www.youtube.com/watch?v=CGic32QqZ-I


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