自由になるということ―就職活動の進捗状況

本命のパーソナルトレーナージムは選考から落ちた。面接後に面接官からは「非常に柔軟な思考をされていらっしゃる」などとお褒めの言葉をいただいていたのだが、結果はNG。ここで落ち込む暇があったらすることがあると思いなおし、「選考に落ちる」ということの意味を深く考えてみた。

まず、単に選考に落ちただけで、トレーナーとしてやっていけないという烙印を押されたわけではないということ。この考え方は大事である。次に、自分は本当に心からクライントさんにトレーニング指導をして対価を戴くことに生き甲斐を感じられるのだろうかという疑問。自分自身のトレーニングを自分自身のために楽しんでやるというのが、真に自身が満足、生き甲斐を感じられるのではないかという結論に至った。

さらに、現状パーソナルトレーナージムという業態はベンチャー企業であり、これから成長(あるいは衰退)していく業界であり、そこに集う有資格者のトレーナー達の中に自分のように一旦社会からドロップアウトし、トレーナー業を第二の人生と位置付けている自分が果たして馴染めるのかという恐れがあると自覚もした。

おそらく、従事する仕事は何でもいいのだろう。自宅からそう遠くないところにある会社に通勤して、少しばかり労働時間は長いが、せいぜい19時過ぎには帰宅出来て、そこそこの月給を得て、空いた時間でバーベルに心血を注ぐ生活。おそらくこれが真に願っていた生活なのではないかという結論に至ったのである。

今思うのは、NSCA-CPT資格を取得したが故に、トレーナーとして働かなければならないという考えに縛られていたのではないかということであり、頑張って取得した資格に束縛されるという本末転倒な事態に陥っていたわけである。資格試験の勉強をしている時も、試験に合格して就職活動をしているときも、どことなく地に足がついていない気がしていた。これで果たして良いのだろうか?という気持ちに、目を向けないようにしていたのだ。

ここまで書いて感じるのは、人は自分自身の本音にさえ気が付いていないということだ。あまりに内向的になるのも考え物だが、本当のところ自分はどうしたいのか?についてじっくり考えるという当たり前のことを心がけると、もっと自由になれると思う。選考に落ちても、すがすがしい気持ちでいられる今、おそらく自由になったのだと考えるのである。

就職活動、庭工事諸々・・・

就職活動もいよいよ結果が出る段階まで進んだ。先週、ZOOMやGoogle Meetingで面接を受けた2社の結果が今週中にメール等で寄せられるはず。先に面接した会社は業務委託で、入社後は数か月間、週に2回ほど授業を受け、会社が業務委託して問題無いとなった時点でトレーナーデビューとなり、業務委託であるがゆえにお客さんが付かないと収入はゼロの厳しい世界。もう一つは自分がNSCA-CPT資格取得のために入学したスクールを運営する会社で、こちらは正社員。パーソナルトレーナーの会社組織自体がベンチャー企業であるので、正社員と言えどもベンチャーの世界に生きることになる。いずれにしても生半可な世界ではない。

この2社の他にも応募中の会社があるのだが、全身写真(正面と横)が必須なので、これをどこでどう撮影してもらったらよいか迷っている。彼女にスマホで撮影してもらおうかと思っているが、会社が求めているのはスタジオあたりで撮影した、ホンマモンだろうから、それだけで履歴書さえ見てもらえないだろう。

正直、この2社がダメなら、もう数社応募して、それでもだめなら別の世界を模索しようと考え中。というか、現実の世界を生きているのであれば、現実を見るという姿勢が一番大事で、逃げ場というわけではないが、これも必要なことだと思う。

就職関連はこのぐらいにしておきます。

さて、6月28日から始まった工事が終わった。庭樹木石撤去に始まり、更地にした後の浄化槽、桝のレベル調整、型枠工事、コンクリート流し込み、ブロック塀柵設置工事をこの目でずっと見てきた自分としては、感慨深いものがある。

あれだけ生い茂っていた樹木がすっかりなくなり、季節を感じることは出来なくなったが、それでも裏庭には草が生えてきており、せっかくの防草シートも効果は無いようだ。草の生命力の強さを感じると同時に、縁あって生えた草なので抜かずにその一生を全うさせてあげようと思っている。

だが、部屋の内装工事が残っており、こちらの日程がまだ決まっておらず、ヤキモキしている。内定が出れば、セブ辺りに1週間ほど滞在してこようと考えているが、内定が出たら出たで、会社とのやり取りなど満載で、せいぜい東京に2,3日滞在するぐらいだろうか。

大学職員時代の自分は、今思うとあまりにも恵まれ過ぎていた。学生の夏休み期間には連続した休暇を取得することが可能で、年末年始の休みを含め、年に最低でも2回は2週間ほどセブ滞在が可能だった。これからはこんな贅沢は出来ないだろう。だが、俺にはもうセブに行かなくてはならない理由がないわけで、欧州やアメリカや、東南アジアの国々へさえも、もう行く理由が無いのだ。では、今までどんな理由で外国に足を運んでいたのかと言えば、女性が理由だった。今では実家のある愛知にこれからの人生を共に過ごしていけるであろう女性に巡り合えた。Survivorの”The Search is Over”って歌があったけど、今の自分の気持ちを代弁しているかな。

テレビ番組から得るもの・・・あるよね

大雨の日の日曜日。その大雨の間隙をついて近所のとんかつ屋へ。大きいエビフライをどうしても食べたい気持ちが抑えきれず、雨合羽を着てもそこそこ濡れて店に到着。いやはや、持って行ったタオルを2回絞らなければならないほどの濡れ具合い。いや、タオルが雨でぬれていたので身体が濡れた程度は大したことは無かったのだろう。

幸い帰宅時には雨が上がり、蒸し蒸しとした空気が漂っていたが、自転車で走ると意外と涼しく感じた。家には9時半頃に到着したが、9時から放送の番組は途中からになるのでやめにして、NHKのニュースを流していた。特に真剣に観ていたわけではない。

番組が変わった気がしたので、ふと見るとWBCの前監督である栗山氏のメモについての番組だった。ダルビッシュや大谷をチームに入るよう直談判に行った時のことなどを、栗山氏の側近の証言を交えての番組。所謂NHKらしい番組構成。

ただ、自分が一番注目したのは、栗山氏のWBCに対する構えだ。とかくスポーツの世界は、「先のことは考えないで、目の前にある試合を一戦一戦戦っていくだけです」という文言が派手に飛び交う日本のスポーツ界(プロアマの区別なく)のように自分には思えるのだが、彼は優勝するシーンを最初に思い描き、そこから逆算してチーム作りをしていた点だ。

加えて、「四球」というモノに対する考え方の興味深さ。今大会に限ったことではないかもしれないが、点を取られ逆転されるケースのほとんどが「四球」からだと栗山氏は言う。確かに、高校野球を観ていても、制球力のある投手であっても四球や、守りの硬いチームであってもエラーや、そういうミスから瓦解していくものなのだと再確認。

さて、前段の「逆算してチーム造り」に話を戻す。今自分は再就職のために奔走(と言ってもパソコンで「応募」のボタンを押すことに終始しているが)している最中だが、面接で「頑張ります」では到底ダメだろうと感じている。それが確信となったのはこの番組のおかげである。自分がトレーナーとして日々働く中で、毎日のトレーナー業を精一杯やる、ということだけでは足りないのだということ。いくら50代後半の年齢と言えども、数年後にはどうなりたいかをイメージし、そこから逆算してトレーナーとして働くという覚悟が無いと、いくら資格所持者だとはいえ、この年齢のオジサンを雇用しようという気持ちにはならないだろう。

現在就活をされている多くの大学生にも言えることで、入社したい一心で美辞麗句を並べることに齷齪するのではなく、その会社に入って自分が数年後にどうなっていたいかをイメージし、そこから逆算することで本当の意味での志望動機が見えてくるのではなかろうかと思う。自身の前職は母校の私大職員だったが、大学4年の自分には、その「逆算」という考え方が無かったと、今更ながら悔やむのはあまりにも時すでに遅しと言える。

そう言いながら、自分が数年後にトレーナーとしてどうなっていたいかをイメージした時、確固たるものが浮かばないというのが正直なところ。平均寿命を考えた時、あと何年働けるのかをも考えると、時間はそう多くは残っていないはず。面接まで1週間ほどとなった今日、あらためてトレーナーとしての数年後の自身の姿をイメージし、鮮明化させるのが急務と思う。

とりあえず1次選考を突破(就職活動)

今時の就職活動は敢えて言えば楽ですね。履歴書はデータで添付送信、結果はメールで返信。自分が就職活動(ずいぶん昔)をした時代は、手書きの履歴書に大学の地下の写真屋で撮影してもらった写真を貼り、郵送したものでした。

今回、Wordの履歴書テンプレートに記入するまでは良かったのですが、写真データがうまく貼れず、結局コンビニでプリントアウトして、そこに写真画像を貼りPDF保存するというアナログ作業となりました。

※Wordに写真データを貼るテクニックは習得できていない身で言うのも変ですが、覚えておいて損はないです!

さて、なんでお前が就職活動?と思うかもしれません。このブログだけ読まれた方には説明しなくてはなりませんね。実は昨年度末に早期退職しまして、一念発起してパーソナルトレーナーの資格を取得したのです。で、その資格を活かせる職場を探して、現在就職活動の真っ最中なのです。50代の後半ではありますが、まだまだ現役で闘える知力体力はあると信じております(笑)

ここで朗報なのですが、資格試験突破のために入学したスクール(名前は伏せますね)の履歴書選考を通過しまして、2次選考へ進む権利を得たのです。ただ、いろいろ割り引いて考えなくてはならない点があります。そのスクールの生徒だった自分が、履歴書選考の段階で落とされるはずがないということです。よって、2次選考が正真正銘の本番となります。これはZOOMでの面接です。スクールでは就活サポート制度がありますが、この制度を利用するのはなにやら気が引けますね。

ただ、就職活動には「OB・OG訪問」というモノがありますので、就活サポート制度はこれに該当すると考えれば、躊躇する必要は無いと考えました。早速サポート依頼を申請しましたが、スクール側は「いつも申請が深夜だな?」と思っているかも知れませんね。

さて、今から考えるのは野暮ですが、採用となった場合の勤務先です。全国展開しているパーソナルジムですが、私の住む愛知県には店舗が2軒しかなく、中区栄という名古屋市の中心地にあるのみです。もう一軒はこれからのオープンのようですが、東京は16軒もあり、開店準備中も7軒。愛知県内にももっと店舗展開をして欲しいものです。

実家に戻ってひと月ほど

郷里の愛知県一宮市に戻ってひと月ほど経過した。あれだけあった段ボールの中身も回収業者のおかげで空になった押し入れや親父用のクローゼット(部屋造り付け型)に整然と収納したら、徐々に減ってきて、ストレスも軽減されてきた。片付かないのってストレスの素になるんだなと今更ながら実感。

一方、庭石樹木を排して駐車スペースに替える工事はほぼ終了。コンクリートが完全に固まるまでの期間については諸説あるが、車両の乗り入れには7週間必要との説を信じ、車の購入はもう少し先に延期だ。残るは玄関ポーチあった花壇の跡地へのタイル貼り。これはお盆明けになってしまいそうだ。それほど広いスペースではないから1日もかからないだろう。住宅の外観って、地味な色、例えばベージュ系が多いので、タイルだけはヴィヴィットな色にしてくれと話しておいたが、果たして・・・。

自分で作業したのが鉄柱の買い付けと塗装。車両が当たってフェンスやブロックが逝ってしまわないように、家の東南角にその鉄柱を埋め込むのだ。近所の鋼管工場へ赴き、直径100ミリ、長さ1400ミリの鋼管を購入。一応見積額を出してもらい、電話で正式に発注。2本で14,000円ほどだった。重量が1本20㌔近くあるので、スクーターで2往復して自宅へ運搬。なかなかスリリングだったが、左折ですごくオーバーステアになるので、事前のスピードダウンが重要だった。

塗装は当初、プロに発注するかどうか迷ったが、自分でやるとしても大した作業では無さそうなので、シンナー、さび止め、スプレー缶を買ってきて自分で塗った。さすがに日中の炎天下では厳しいので、夜9時ぐらいに玄関の照明の元で敢行。さすがに完ぺきとは言えず、ムラが残ったが、プロの完璧な仕事の一部にアマチュアの作品があっても良かろうと思い、工事屋さんにそのまま埋設してもらった。

自分が高校生まで使っていた部屋のフロアの張替えは、既存のフロアを剥がす作業にそこそこ金がかかるので、上から貼ってもらうことにした。これは半日で終わり、続いてダブルベッドをこの部屋に吊り下げ搬入してもらい、やっと自分の部屋で眠ることが出来た。熱帯夜とはいえ、網戸にすれば風は入るので、日の出の時間までは寝れるのだ。何も置いていない部屋にポツンとダブルベッドだけあるってのは、なんだか贅沢かな・・・。

語るより画像を貼れば一発で分かるので、如何に現状を披露してみます。まだ、柵が設置されていない箇所がありますが、すでにここも完成しており、門扉を開けての出入りができる状態です。

気になるのは竣工日。建築に関しての良い日と言うのがあるらしく、いろいろ調べてみましたが、https://onl.tw/Tw61SUF これによると良い日が分かるようです