パーソナルトレーナーになるために!

NSCA-CPTの試験が今月30日に迫り、最終模擬試験も84%の正解率を得て、少しは自信がつきました。加えて、一番理解が乏しかった面談から健康に関する質問に至る流れが、講師のレクチャーで腑に落ち、この章についての設問は、自信と確信をもって回答できるはずです。以前はやたらナーバスになっていたのですが、ここにきて妙に自信が芽生えてきたようです。それまではなかなか自分を信じることが出来なかったのですが、やはり苦手な分野の理解を深めたことで、気持ちが楽になったことが主な理由でしょう。

前週までは既に終えたテキストを写経の如く書き写しながら記憶への定着を図り、週末に模擬試験①を再回答。これで3回目の回答となるが、実は2回目より正答率が下がり、やはりしっかり理解していない箇所が明るみに出たわけです。

試験勉強とはどういうものか、この年齢になって再確認したのですが、それは、得意な分野は掘り下げて更に得意に、苦手な分野をそのままにしておかないで、得意とまでは言えないけれど、理解して正解を導き出せるようにする、だということ。大学入試の勉強では得意科目とその中でも好きで得意な分野にフォーカスしてしまいがちだったので、今の気付きをその時得ていたら、進路が違っていたかもしれません。

さて、資格を得てからは就職活動に入るわけですが、年齢的にも厳しい就活になるはずです。当たって砕けろ式の活動では面接さえも受けることができないでしょう。求人関係のサイトを見ても、年齢制限については明記されておらず(法律で規制されている)、いくら資格を持っていても門前払いを喰らうことは間違いない。いっそのことフリーのトレーナーを名乗って、出張トレーナーとして起業しようかとも考えたりしますが、実際にジムに所属して、先輩トレーナーの指導の仕方を学んだりする時間が今の自分には必要不可欠と考えているのです。

これまで指導した経験は多くありますが、そのほとんどがアスリートばかり。母校に勤務時代に、体育会のフェンシング部、Ⅱ部準硬式野球部を無給で指導させていただき、初心者では大阪出身のIT企業の社長さんに、ゴルフスイングに活かせる身体づくりを指導させていただきました。

選手としても多くの大会に出場し、学生時代は全日本学生4位、関東学生優勝、社会人になってからは全国教職員大会で2位など、まあまあの成績を得ています。どれもパワーリフティングの大会です。ですが、これから自分が受け持つ方たちはパワーリフティングの選手になりたい人ではありません。最近ではパーソナルトレーニング業界でクライアントさんが怪我をするなどの事態が発生し、問題になっています。これは資格がある無しに関わらず、指導の仕方についての学びが足りない証拠です。身体造りで大事なことは先を急がないことです。1回のトレーニングで追い込むことなく、週3回のトレーニングで徐々に段階的にオーバーロードの負荷を掛けていくことが肝要です。これからの自分への戒めとして胸に刻んでおきます。

さて、いつも書き始めと終わりの内容の変容に我ながら驚く始末ですが、下書きもせずに、一気に書きなぐるだけですので、ご容赦願います(笑)


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退職後1週間経過しました!

昨年度末、36年勤務した法政大学職員を辞した。最後の職場となったのは2005年度から数年在籍した研究所の管轄部局で、異動が決まった時は、懐かしさとともに「ここが最後の職場か」と覚悟したことが思い出される。

3月17日には同期のメンバーが送別会を開いてくれた。自分の他にもう一人退職するE君がいたのだが、実は同期で二人は一番若い年齢なのだ。(他は大学受験を1,2回失敗している)

E君は奥さんも退職するらしく、今後は特に働く、つまり給与収入を得ることなく生活して、地域のための活動に励むのだと意気軒高に話していた。仲の良い夫婦なので、退職後もさらに円満な生活であることは間違いなさそうだ。

さて、自分はと言うと相変わらず独り者で、このまま海外を数年放浪しても構わない身分なのだが、結局郷里へ帰り就職活動をすることにした。実はトレーナーの資格を取得するために勉強中で、5,6月には受験し、結果がどうなるにせよ東京を引き払うつもりだ。落ちると3か月は受験できないので、とにかく1回で合格できるように頑張るしかないのだ。

あと、これは未確定要素が非常に高いのだが、もしかすると身を固めることになるかも知れない。相手の女性のことは、ここでは伏せておくが、2年ほど前に郷里で知り合った在住外国人。外国人と聴くと、皆揃ってネガティブなことしか口にしないので、できれば黙っていたいのだが、どれだけの人がそのネガティブなことを口にするのか聞いてみたい気もする(笑)

さて、資格取得の件。一般のトレーニーに指導できる資格として位置付けられているNSCA-CPTという資格を取得すべく勉強している最中なのだ。栄養学、運動生理学、機能解剖学、心理学などの基礎学問から始まり、NSCA内で必須とされている各分野についての座学と、実技講習から構成された授業は、体育系専門学校のオンライン授業+スクーリングといった感じだ。講師のレベルは皆高い。中には整体師などの日本の国家資格を持つ人もいて、テキスト以上の深い内容の授業を展開してくれる。

正直、実技指導授業では、体力の落ち込みを感じ、一時期落ち込んでしまった。と当時に、パワーリフティングのためのトレーニングで基礎的な体力因子をほぼカヴァーしていたのだと改めて確認できたことも付け加えておきたい。いろんなことに手を出さなくとも、ヘビーウエイトトレーニングに絞ったトレーニング内容で体力向上に充分であることは間違いない。だが、これは自分に関して当てはまることなので、これから指導させていただくトレーニーの方々には当てはまらないことは押さえておく必要がある。

退職すると一種気の抜けた感があって、毎日をだらしなく過ごしてしまいがちであったり、退職者におススメの書籍などを昼からカフェで読んだりする生活を想像しがちだが、自分の場合は資格試験合格に向けて、そんなのんびりしたことはやってられない。ただ、起きる時刻が昼過ぎになってしまっているので、せめて10時には起床して、まずは外を散歩する、あるいは自転車で30分ぐらい走るということを生活に取り入れようと思う。それから昼飯食べて、午後にオンライン授業、夕方にジム。夜は自習。こんな生活で試験突破できないはずがない!

2023年 あけましておめでとうございます!

2023年になりました。あけましておめでとうございます。

1年の計は元旦にあり。元旦は日の出から正午までとなっているらしいのですが、例年正月1日の起床が午後になってしまうので、年明け早々に今年の祈願をしたためたいと思います。

箇条書きにしますが、一番目が最優先というわけではないので、どれも叶えるべき内容です。アファメーションの手法を利用して、現在完了形、現在形で書いてみます。

1.心臓の機能が正常になった。

2.高血圧が完治し、正常値になった。

3.体重が95キロになった。

4.膝関節の軟骨が奇跡的に再生し、動きが良好である。

4.ベンチプレス120キロを3発プレスできた。

5.懸垂を自重で正しく5回やれた。

6.NSCA-CPT試験に合格した。

7.フィットネスジムにトレーナーとして働いている。

8.BICで12億円が当選した!

9.意中の女性と結婚した。

10. 心身ともに安定している。

ほぼすべてが自分が努力すればなんとかできることばかりです。では、それを実現するための方法について考えるべきですが、それはアファメーションではしなくても良いはずですので、敢えて書かずにおきます。

年度末で現職を早期退職して、地元に戻るのですが、地元とはいえ、環境が変わることへの不安があることは否めません。ただ、自分が好きな分野への転職が叶うことで、今まで以上に充実した人生を送ることができると信じています。

ただ、年齢に抗うのは無駄にエネルギーを使うだけですので、「老い」も受け入れながら、自身のトレーニングも充実させていくつもりです。

以上

退職後の再就職に向けて

現在、母校の事務職員として勤務しているわけだが、本年度末で早期退職し、再就職のために資格を得る必要があり、学校に入ることになった。学校と言っても大学院や専門学校ではなく、トレーナーの資格を取得するためのスクールだ。

NSCA-CPTという全米では後任のトレーナー資格で、まずは初級の資格を得る。パワーリフターとしての競技経験があるから、過去問で勉強したら試験はすぐにパスするよ、とNSCA-CPTのことを何も知らない友人に言われたが、少しは気が揺らいだが、やはりスクールに通うことにした。

授業はオンラインで行うことが多く、できればスクールに通って授業を受け、家に戻って復習する、という取り組み方で勉強したかったのだが、コロナ感染者数も再び増加傾向でもあるし、オンライン受講がメインだと割り切れば良いはずだ。

このブログを閉じようと常々考えていたが、トレーナーとして働くようになれば、引き続き利用できるし、またブログのタイトルも変えなくてよさそうだ。

年齢的に再就職、特にフィットネス業界は若い世代の採用を希望しているのではないかと不安だったが、スクールのスタッフから近年の50歳代以上の就職状況を聞くことができたので、不安はまずまず解消できた。ただ、持っていて無駄な資格ではないはずなので、まずはスクールでの勉強と資格試験をパスすることだけを考えて、日々精進しようと思う。

がんばるぞ!


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一般のジムでのリハビリトレーニングの取り組み方

前回の投稿で、加圧トレーニングの利用について書いたのだが、加圧ベルトを装着して自重でトレーニングすることが相当膝関節にダメージを与えることを身をもって感じたため、現在は加圧ベルトの使用をやめている。どうしても装着してトレーニングしたい時は、椅子に座って、重量無しのレグイクステンションを5分間行うのみだ。これでも四頭筋にはそこそこの筋肉痛が起きるので、今はこのぐらいのボリュームで良いのだろう。マシーンでのレグイクステンションは膝関節に妙な負担がかかるので、できればレグプレスを軽量で高回数やりたいのだが、今は我慢だ。

上半身のトレーニングには膝は関係無いと思っていたが、ベンチプレスに限らず、プレートを持つ時に一部重量がガツンと膝に加重されるので、やはりマシーンを使うことが多くなる。同じマシーンでも、ハンマーストレングス社の製品はプレートの脱着が必要なので、フリーウエイトトレーニングと似たようなもの。そうなるとマシーンの充実したジムが必要となる。

今の身体のコンディションでゴールドジムは必要無い。ここはハンマーストレングス社のマシーンが多いので、使える器具が限られてくる。やはり近所のA1になるかな・とにかく一度見学してみる必要がある。

今日は短いけど、これで終わり!


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新たなリハビリトレーニング開始へ

2020年1月末に半月板損傷縫合、脛骨高位骨切り手術を受け、2021年1月21日に脛の骨を固定していたチタンプレート、ボルト11本を抜釘。異物が身体から消えて5か月程経過したが、従来のリハビリではなかなか思うような膝の状態を得られなくて焦燥感にさいなまれる日々をおくっていた。そこで、ずいぶん以前から取り組もうと考えていたBFRトレーニング、いわゆる血流制限トレーニングなのだが、それにトライすることで現状打破を図ろうとした。

血流制限トレーニング、つまり加圧トレーニングは30歳ごろに、府中市にある佐藤義昭氏の経営するトレーニングジムで合計10回ほど指導を受けたことがある。東大の駒場のトレ体でたまたまお会いした佐藤氏の話に興味を持ち、その中身について尋ねると「ジムに来なさい」の一言だった。どこでどう加圧トレーニングの原理を知ったのかは記憶に無いが、要するに筋肉の酸素濃度を低くし、速筋繊維が優位に働く環境設定し、最大筋力のせいぜい20~40%の重量でハイレップスで行うものだと知ったのは、その後ひと月ほどだったか・・・。

佐藤義昭氏のジムの門を叩いたは良いが、あまりのトレーニングのきつさに、2,3回はトレーニング後に嘔吐したことを覚えている。もちろん、嘔吐した時はトレーニング前の食べ物にも原因があったので、嘔吐後は工夫をして対処した。甘酸っぱいものが嗚咽とともに口から噴出するのは耐えがたい瞬間だった・・・。

その加圧トレーニングの特許とやらが切れて間もなく、山本義徳氏が中心となってBFRトレーニングが出現。かいつまんで説明すると、以前佐藤氏のジムで受けた加圧よりずいぶん低い圧でのトレーニングで、これは取り組みやすいのではないかと思ったのだ。でも、それ以降右膝の具合が悪化し、先に述べた手術を経験したため、すっと忘れてしまっていたのだ。

確か、山本義徳氏に直接尋ねて、指導できるジムを教えてもらったのが早稲田大学の近くにある「サワキジム」。その日は小雨の降る、寒いような、蒸し暑いような嫌な日だったが、加圧トレーニングのことで頭がいっぱいで、全く気にならなかった。方向音痴気味な最近の自分なので、トレーナーさんに近所まで迎えに来てもらい、予約時間の15分前に到着。一組のご夫婦が指導を受けているのだが、普段運動していないんだろうなあ、という体型のお二人。トレーナーさんとの会話で、仕事が忙しく、子供もいるので、なかなか運動する時間が取れないらしいことを知った。忙しいながらもあのように夫婦でジムに来て効果的な指導を受けるというのは尊敬に値するなと思った。

さて、事前説明もそこそこに早速加圧トレーニング開始。というのも、自分が以前加圧トレーニングを受けたことがあると話したことで、一気に実技に入ったというのが本当の所で、圧力は100を指していたものの、おそらく初心者向けの内容では無かったかと思えるぐらいの内容だった。

スクワット20回×3セット、ステップアップ20回×3セット、ダンベルカール20回×3セット、トライせプスキックバック20回×3セットをこなした。脚に巻く場合は最長5分、腕は10分までと何度も言われたが、これを守らないと危ないそうだ。どうしても厳しく、きつくやれば効果が上がると思いがちだが、今や適度な負荷で最大の効果を得る時代になったウエイトの世界。すでに50代になり、若い日のようにヘビーウエイトトレーニングが不用になった今、これぞ求めていたトレーニングだと確信した。

少し張り切り過ぎて、何故か右の背筋が硬化してまい、右殿筋が痛くなった。おそらくスクワットが原因だと思うが、右の股関節と左の股関節の柔軟性の差によるものかなと思える。スクワットは避けて、ステップアップで片方片方に負荷がかかるようにした方が良いと感じた。

また、トレーニング直後から感じたのだが、右膝関節(手術した膝)の伸展が満足にできなかったのが、ほぼ100%に近いところまで改善。いつも鵞足や内側が腫れた状態だったが、トレーニング直後から腫れが引いた感じになった。血流制限が腫れをも引かせ、膝の伸展位をも改善させる効果があるとは驚きだ。

こうなると週に3回もトレーニングにはまりそうだが、3,4日後もまたトレーニングする気が起きなかった。たぶん長らく負荷をかけていなかった身体にあれだけの負荷がかかっただけで、相当な負担になったのだろう。ここから学習すべきは、1回のトレーニングでは「これだけ?」と思えるぐらいのボリュームで済ませて良いということ。で、メニューを作ってみた。

脚の日:加圧ベルトを巻いた後に自転車で5分ほどゆっくり走り、外して10分休憩。再度、加圧ベルト巻いてステップアップ(37センチの台)を5分。左足開始で10回、右脚開始で10回を休みを挟まず、開始から5分になるまで。

腕の日:加圧ベルトを巻いてダンベルを持たずに腕を収縮させる。10数回行えば良い。家にあるダンベルは最小が5㎏。これでカールを20回3セット。キックバックはあまり収縮が得にくが、まずはダンベル無しで収縮を強調してキックバック。できればリバースディップスであまり深く下げないで収縮を繰り返す。これでパンパンだろう。

番外編:カール、ショルダープレス、フライ、サイドレイズ、ベントオーバーサイドレイズの5種目を各20回3セット行うというもの。相当きついだろうね。


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脛骨高位骨切り術 術後12か月抜釘後3か月

右膝関節の伸展位に進歩は感じるが、屈曲時の鵞足や膝蓋骨周囲の硬さ、皮膚のツッパリ感が解れていない。鍼治療などで無理やり緩めるよりも、日常生活の中で、たとえば階段を1段飛ばしで上がるなどして、動きの中で膝の全面、周囲の硬さに刺激を与えていくほうがイイだろうとは思っているが、左右の差が完全に無くなる日が来るのか不安。

相変わらず、前脛骨筋のこわばりと感覚の麻痺は回復せず。感覚の無いのは28歳の時の交通事故の後遺症だが、相当強く車に打ち付けたため、神経を一部やられているようだ。ただ、その筋肉が凝って痛みがあるということは、決して神経がダメになったとは言えず、その内感覚を取り戻してくれるだろう。希望的観測(笑)

ここ最近、スポーツマッサージに週一通っている。治療を受けて感じるのは、凝り固まった箇所に触れること自体が治療であり、それだけで筋肉組織に刺激が入る。それも鍼治療院の強烈に痛い指圧よりも自分にとっては効果的だと感じる。先生に指摘されたのは、大腿四頭筋を構成する筋肉のひとつである「中間広筋」の膝蓋骨に近い部分の硬化だ。この辺りは脂肪体も豊富にあって、これが弾力を失っている状態ではないかと思う。マッサージはあくまでもソフトに行うのが基本。時間を取って行うのも良いが、電車待ちの数分間で充分マッサージは可能だ。ジーンズを履いているので、指で行うのはキツいので、肘でゴリゴリっとリリースしてやる。歩き始めがスムーズになる。

整形外科の手術そのものは成功だったわけだが、その後のリハビリにまともに取り組まないと、機能的な障害と多少の左右差が残ることになる。ある程度は受け入れなくてはならないが、いやはや一生抱えていくことになるのだろうと、今更ながら気が付いた。遅い!

さて、長らく続いた脛骨高位骨切り術の術後、および抜釘後の記事は今回で一応の終了とします。また、ビッグ3種目の記録の変遷シリーズの復活と行きましょうかね。


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脛骨高位骨切り術 術後12か月抜釘後7週間

抜釘手術から2か月弱。下肢の腫れ(浮腫っぽい)も落ち着きを見せてきた。以前は職場で昼休みに30分、帰宅して30分ほど脚を高所に載せて、血流を促すようにしてやらないと、なかなか腫れが収まらなかったが、ここ数日帰宅後であっても、下肢の腫れはさほど見られず、腫れのせいで足首がうまく動かなかったのも改善されてきた。足首の可動域が制限されていたせいで、特に右の脛が凝っていたことも、今となっては頷ける。

大腿四頭筋のストレッチは左側に比べて鼠径部にまでおよぶストレッチにはまだまだの状態で、これが可能になれば、右の腰背部の違和感も消えて行ってくれるだろう。希望的観測だが・・・。左の腸脛靭帯や外側広筋の硬さは、右膝を庇っての結果だが、こちらは鼠径部の硬さが少々異常。先日、グローバル治療院で指摘されたのは、大腿部内側の硬さ。ここをマッサージしてもらってから、自分でも一般的な開脚ストレッチで大腿部の内側(ハムストリングスではない)の強力な人体や筋肉に刺激をいれるように心がけている。目立つのだが電車を待つ間の時間が利用しやすい。

下肢の状態は良いのだが、右半身、特に肩甲骨周囲の腫れがひどく、どうストレッチしても解れない。グローバル治療院でも「相当硬いですよ」と指摘されたのだが、2回ほどの通院で相当改善はされてきた。だが、もう一息なんとかならんのかいな?という思いを持って、さまざまネット検索(昔は「ネットサーフィン」と云った)していたら、骨盤調整をやたら勧めるサイトに出逢った。これはグローバル治療院の九段下にある怪我等による身体のゆがみを矯正するパーソナルトレーニングについて調べていた時に偶然出くわしたのだ。通常は「骨盤調整?骨盤をどう動かすんや?」と疑いの念が沸き上がる中年なのだが、初回料金のお手頃価格もあってか、即効予約してしまった。

そのKARADAFACTORY明大前店で1時間半のレクチャーと施術を受けた身体は、施術前とは別の身体かと思える程に変化。筋肉の左右差、肩関節の左右差が100%ではないにしても矯正された感がある。骨盤調整で予約したんだが、ほぼ頭部調整のみで、肝心の骨盤にはほとんど触れない治療だった。

身体の変化で感じたことは、腹筋が緩んだ、大腿部の張りがほぼ消えた、右側の鎖骨が左と同じ高さになった、右の上腕骨の肩関節内への収まりが良くなった、など。頚椎周囲を調整することで、エネルギーの循環、つまりは血流がよどみなく体全体に行きわたるようになり、これまでそれが至らなかった部位へも血流が促され、自身の身体が本来あるべき状態になってくれたと言える。この治療も膝のリハビリと併せて取り組んでいくが、KARADAFACTORYでのホリスティック治療が膝のリハビリを補完する形になりそうな気がしてきた。膝のリハビリは言うなれば局所的な治療になりがちで、木を見て森を見ずになりはしないかとは思っていた。良い治療法を引き寄せたのかも知れない・・・。


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脛骨高位骨切り術 術後12か月抜釘後5週間

抜釘手術が終わって早いものでひと月ちょっと経過した。膝関節周囲に劇的な変化は無いものの、伸展位に不満があった件は、腸腰筋や大腰筋(主に右側)をリリースすることで変化が見られた。所謂「骨格に立つ」姿勢が右脚でも可能になってきたということで、これは誰にも詳しく話していなかったが、ずっと願っていたこと。日常生活の張りにつながっていると思う。もちろん無理して急いで歩いたりすれば少しは痛みは出るが、ゆったり歩くのであればそこそこ距離を歩けるし、以前に比べて脛の腫れもひどくない。さすがに、仕事を終えて帰宅した時は多少の腫れはあるものの、脚を椅子に載せて10分も休んでいれば引く程度の腫れ。後は駄目押しでアイシング。これは半永久的にやることになるだろう。

日常生活面では、やたら生活臭がする話で申し訳ないが、庭に出て洗濯物を干して部屋に戻る時、無意識に手術した右脚を先に部屋側に載せて上がっていることに気が付く。無意識に脚が出ているので、これはもう細胞レベルで完治に近づいていると言えなくもない。来週、レントゲン撮影でボルトの穴(10箇所)がどのぐらい塞がっているかが楽しみだ。

先日、長らく使用してるビーチサンダルを見て驚いたのだが、左側の外側が異常にえぐれた感じですり減っていた。そのサンダル自体、膝の痛みが顕著になってからと術後は履いていないから、痛みが無かった頃に履いていたものと思われ、痛みが無かった時にすでに左脚優位、それも外側荷重で歩いていたのだ。これでは左脚の腸脛靭帯、外側広筋が常に緊張している訳で、緊張をリリースしてやるなどのケアをしっかりやっていないと、いすれは左膝にも症状が出てくるのではないかと恐くなった。

最近気になっているのが左の腸脛靭帯、腸腰筋の過緊張だ。ストレッチしても一向に緩まないこれらの筋肉。歩行にも悪影響なので、今の一大課題となっている。

May be an image of footwear and text that says 'Bиeeлey seue USA 9/10 havaianas havaianas'


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脛骨高位骨切り術 術後12か月抜釘後2週間

チタン・プレートを除去して2週間。21日の手術を受け、23日に退院。そして25日に職場復帰を果たしたが、この時には痛みも無く快調だった。だが、職場の都合でその週が強制的に休みになり、自宅待機していたのだが、この間に痛みが激しくなってきた。膝関節ではなく、膝の裏、特にふくらはぎの膝に近い部分が硬くなって伸びないのだ。平坦な所を歩いていると、膝関節が完全伸展しないせいか、膝折れのような状態になることがあり、不安な気持ちになった。

2月1日に職場復帰したが、この日は痛くて痛くて。まさかの時のために松葉杖を片方だけ持って出勤したが、脛骨高位骨切りの手術を受けて職場復帰した頃ぐらいの痛みがある。1年前の状態に逆戻りか?不安を抱え、退院後初めての外来診療で、「プレート外すと、一定期間痛みは出ますよ。でも、その内消えるから」とサラっと言われ、その気になっていると、徐々に痛みが・・・なんて簡単にはいきませんでしたが、ロキソニンを呑んでやると痛みが引くので、歩行には支障がない状況。でも、よくよく考えてみたら、プレートを固定するために長短10本のボルトを脛骨に打ちこんでいるのだ。それを除去したら空洞が残るわけで、これがふさがらない限り膝関節下の脛骨が安定しないのは当然。よって術後痛いのは当然ということで、やっと精神的に落ち着いた。

プレートが入っている時は前脛骨筋が硬く張っていたが、除去後は硬さが取れ(それでも硬いが)、ふくらはぎの張りが顕著になってきた。ストレッチを欠かさないようにはしているが、それよりも、歩いた後は15分ぐらい足を高いところに載せて休むなどする方が良いのではないかと感じている。帰宅して素足で過ごしていると、膝回りやふくらはぎの腫れが引いてくるので、やはり歩くことが相当な刺激になっていることは確かで、これに加えて、ストレッチを行なうと、微細な筋肉繊維の損傷を引き起こすだろうから、多用しないようにすることを決めた。それよりも、座った状態でカーフレイズをしてやったほうが、血管のポンプ作用に働きかけるので、この方が腫れを鎮めるには効果的ではないかと思う。しかしながら、これもやり過ぎないようにしないと。

3日(水)は松葉杖無しで出勤。歩きは変な格好だが、つま先の方向は左右同じで、跛行していないので、まあ安心した。帰宅途上も痛くて、階段を降りるのは遠慮した。上がる時も、大腿四頭筋の膝関節に近い部分がギシギシする感じだ。だが、買い物中に急に膝関節が緩んできて、多少なりとも骨格の上に立てるようになった。まあ、これは一瞬の出来事だと思うようにして、日にち薬だと考え、毎日1ミリづつ良くなっていくのだと信じ、地道に回復に勤めようと決めた。

余談だが、私が受けた脛骨高位骨切り術は、https://www.kawada-seikei.com/hto に紹介されているDistal-Tuberosity Osteotomyという手法で行われており、従来のProximal-Tuberosity Osteotomyの弱点である①膝蓋大腿関節の位置の変位②膝蓋骨低位③Q-Angleの変化④膝蓋腱周囲への侵襲などの懸念材料が払しょくされる優れた術式なのだ。外来診療でそれとなく執刀医に尋ねたところ、Distal-Tuberosity Osteotomyだと知り、この件でも気持ち的に前向きになれたことを付け加えておきたい。


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